■1年前、2023年3月のセブンティーン
[2023 CARAT LAND]
2023年3月には、7回目のファンミーティング「CARAT LAND」が開催された。KSPO DOMEにて、3日間開催されたこのイベントでは、応援NGや座席を一席空けて座るなど、コロナ禍の規則が緩和された後の久しぶりのファンミーティングだった。久しぶりに披露する「Pretty U」で始まったファンミーティングでは、「My My」 「Together」 「Don Quixote」などファンが待ち望む曲が披露された。ファンミーティングだけにコーナーも重要で、2023年は、GOING SEVENTEENのメインコンテンツでもある「Debate Night」が行われた。ウォヌの肉声でのMCを聞いていると、妙な気分にもなり、現場でメンバーのめちゃくちゃな論理に私まで説得されそうになったのが面白かった。
そして、2022年以降CARATが最も期待していたコーナー、「似合わない歌(안 어울리는 노래)」罰ゲームの時間だ。ファンのアイディアで始まり、実際にメンバーがCARAT LANDの罰ゲームとして取り入れたもので、メンバーごとに似合わないK-POPを披露しなければいけない。(事実上、今ではファンがそのメンバーから普段見られなかった姿を見るために、もはや楽しみにしているコーナーである。メンバーもメイン舞台より、このコーナーを一生懸命準備するほど。) 2023年度話題になったのは(個人的に)ウォヌの「Attention」、ホシの「とっとこ走るよハム太郎」、ディノの「Shut down」だ。
CARAT LAND VCRは、毎回神回として話題になるほど面白いが、人気番組「膝打ち導師」をモチーフにした「ブスングァン導師(부릎팍도사)」や、「世の中にこんなことが」をモチーフにした「世の中にこ〜んなことが(세상에 이일언일이)」などが、CARAT LAND VCRだった。2023年は、「ゴーイングレンジャー」だったが、特にミンギュの活躍が目立った。その場で、CARATと一緒にGOING SEVENTEENを試聴するような感覚だったため、より楽しいVCRだった。その後続いたCARAT LANDのハイライト、ユニットリバース。ヒップホップチームによる「Imperfect Love」、パフォーマンスチームによる「Back it up」、ボーカルチームによる「Pang!」の舞台が続いた。特にボーカルチームは、毎年曲名によって何かしらのアレンジをするが、今年はヒューマンバルーンになり、くじ引きで当たったメンバーがお腹に膨らむ風船を入れた。(曲のタイトルが、韓国で風船が破裂する時の音を表現したためだ。)
アンコール舞台では、生歌で聴きたかった「Circles」が披露され、ウジは3日連続涙を流し、最後のパートを歌い切ることができなかった。それだけ、メンバーがいろいろな気持ちを込めて披露した歌だと感じることができた。その後は、カラットが一緒に歌うイベントとして歌を歌った後、「Healing」、無限「Very Nice」の代わりに、無限「Fighting」が続いた。
■2年前、2022年3月のセブンティーン
[2022 CARAT LAND]
コロナ禍によりオフラインでの公演が中断された中、3年ぶりに帰ってきたファンミーティング。ソーシャルディスタンスが続き、公演の規模も縮小され、掛け声もNGだったが、久しぶりにメンバーと会えるということだけで期待が膨らむ公演だった。掛け声がNGだったため、歴史に残るグッズ「ソゴ(韓国伝統楽器である両面太鼓をモチーフにしたもの)」が登場した。
ドギョムがGOING SEVENTEEN「The 8 and the 12 shadows」のコンテンツで披露した、華麗ななソゴ叩きステップ。ドギョムが努力した結果、実際のファンミーティングのグッズ、そして応援グッズに変身して戻ってきた。メンバーもソゴを使った応援方法まで投稿してくれ、CARATも大笑いしながら一生懸命応援の準備をした。(ファンミーティング初日には雨が降ったせいで、ソゴが濡れて音が出なかったが...)
一方では、文房具屋さんで簡単に手に入れることができる楽器でありながら、グッズの価格が負担だったため、市販のソゴをカスタムし利用するファンもいた。おかげでさまざまなソゴデコレーションを見ることができた。
先ほども伝えたように、3日間のうち初日は雨が降ったため、レインコートや防水パックなど万全の準備をして向かったが、ソゴも洋服もスマートフォンも全て濡れた。この日は、セブンティーンを推し始めてから初めてのオフライン公演だったが、初の出会いはとても強烈だった。
コメントタイムの時、メンバーたちは雨に濡れない場所に椅子が置かれたが、CARATは雨に濡れている中、自分達だけ濡れない訳にはいかないと延べ、メンバー全員が前に出て雨に打たれながらコメントタイムを続けた。おかげで、雨に打たれながらも全く大変ではなかったあの瞬間が強烈な思い出になり、そして私は取り返しのつかない一生CARATの道を歩むこととなった。
この時はじめて、「似合わない歌」罰ゲームが行われ、特にウォヌの「Dumb Dumb」が話題となった。ユニットリバースでは、今までとは異なる「ポジションユニット」ではなく「年齢別ユニット」として舞台が披露された。97ラインは、「Light a flame」で大きな歓声を受けた。久しぶりのファンミーティングだけに、ファンが望むものをたくさん詰め込んだ2022年度のCARAT LAND。この他にもたくさんのコンテンツがあるので是非一度視聴してみて欲しい。
[THE8 「海城(Hai Cheng)」リリース]
THE 8が、自身の故郷をタイトルにした曲をリリース。落ち着いたピアノの旋律と叙情的な歌詞に、THE 8の歌声が特徴的な曲だ。ミュージックビデオの雰囲気も良く、特に途中で登場する女優とのダンスシーンが印象的だった。リリース後には、韓国語版のスペシャルビデオも公開された。
■3年前 2021年3月のセブンティーン
[ジュン 「Crow」ライブクリップ動画投稿]
ジュンが2021年2月にリリースした、2枚目のソロアルバムの先行公開だった曲「Crow」。2021年3月には、この曲のライブクリップがスペシャル版として公開された。ジュンの歌声と感情がよく伝わり、歌の実力が着実に上達していることが伝わった。
■4年前 2020年3月のセブンティーン
[GOING SEVENTEEN 「‘Insomnia-Zero I」]
2020年3月には、GOING SEVENTEENの代表的なシリーズ、「Insomnia-Zero」シーズン1が公開された。メンバーが交代で横になり、心拍数が変わらないよう努力し、横になっていない残りのメンバーは心拍数を上げるため妨害するコンテンツだ。例えば、くだらない冗談を言ったり、ウソの私生活情報を暴露したり、ASMRを行うなどさまざまな方法で心拍数を上げようとした。「Tasty」や「開けるが閉めるで、閉めるが開ける(열어가 닫고 닫어가 열어)」などのミームはこの時登場した。
■5年前 2019年3月のセブンティーン
[ドギョム ミュージカル「エクスカリバー」キャスト]
19年3月にはドギョム初のミュージカルデビュー作「エクスカリバー」のキャスト動画が公開された。アーサー王になり、ミュージカルデビューを果たした年だ。
[ミンギュ、ジョンハン 「私の手の中の甥TV(‘내 손 안에 조카티비)」出演]
ミンギュとジョンハンが育成番組である「私の手の中の甥TV(‘내 손 안에 조카티비)」に出演した。番組では、子供が大好きな様子を確認することができた。子供たちに向かって優しく話しかけ、慎重ながら親切に行動する姿が印象的だった。
■6年前 2018年3月のセブンティーン
[BSSデジタルシングル「Just Do It」アルバムリリース]
2018年3月は、セブンティーンのユニット「BSS」の初めてのシングル「Just Do It」がリリースされた。2018年2月に行われたCARAT LANDのスペシャル舞台が好評を得たことから、短期間で活動をした。BSSならではの愉快で熱いパフォーマンスが特徴的な曲だ。
■7年前 2017年3月のセブンティーン
[スングァンカバー曲「Beautiful Tomorrow」]
2017年3月は、スングァンが歌手パク・ヒョシンの「Beautiful Tomorrow」をカバーし、投稿した。頻繁にカバー曲を投稿してきたスングァンだったが、この曲はパク・ヒョシンのファンにまで広まり好評を博した。感情の伝達が得意なスングァンの長所がよく表れ、着実に実力を証明し、大衆からの好感を得たことが感じられるカバー曲だ。
■8年前 2016年3月のセブンティーン
[セブンティーンデビュー300日]
2016年3月は、セブンティーンがデビューして300日を迎える日だ。デビュー後、2つのアルバム活動を通して成長し、4月に初めての正規アルバムリリースを控えて活動していた時期だ。
■まとめ
1年365日忙しいセブンティーンだが、活動だけを見ると1年の中で公式的な活動が最も少ない時期が3月だ。主にファンミーティングでカラットと交流し、4~5月のアルバムリリースのための準備期間だ。今年は、3月末にアンコールコンサートが行われるだけに忙しい時期を過ごしているセブンティーン。新しい活動を成功させるため、しっかり休みながら活動準備に励んだ3月になったことを願っている。
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