
ドッゴとジェガルがみんなの代わりに行ってきました #episode 15
今日は少し変わったテーマを取り上げてみようと思います。
ドッゴとジェガルだけに馴染みのない分野かもしれませんが...
それは、「バーチャルアイドル」です!
日本ではバーチャル関連の事業がかなり活発に行われていますよね?ですが、韓国ではまだバーチャル界は知らない人も多い未知の段階だといえます。もちろん、韓国でも以前から活動しているバーチャルストリーマーいますが、本格的に注目を受け始めたのは5年も経っていません。
実は、バーチャル事業は日本が元祖と言えるくらい、ストリーマー系は日本とそれほど変わらないと思います。海外のバーチャルストリーマーも英語を使いますが、日本のバーチャルキャラクターとあまり変わらない外見と名前を使うことが多いと思いませんか?韓国もそういう傾向があります。
ここまでの流れだと一見日本と変わってないと思うかもしれませんが、私たちが紹介するからには何か特別なところがあるはずだとみなさんも思っていますよね?
韓国といえば!まさにK-POP大国!
韓国では、バーチャルストリーマーよりも「バーチャルアイドル」が注目を得ています。
韓国のバーチャルアイドルの中で代表的なボーイズグループには「PLAVE」、ガールズグループには「ISEGYE IDOL(異世界アイドル)がいます。この2つのグループは、単に音楽をリリースするだけでなく、韓国のメイン音楽チャートであるMelonでTOP10にランクインするほどの功績を残しています。そして、今日メインで紹介するのは、ガールズグループのISEGYE IDOLです。
ISEGYE IDOLどこまで知ってる?
ISEGYE IDOLは略して「イセドル」と呼ばれています。実は、ISEGYE IDOLの始まりを知るためには、少し複雑なヒストリーを知ってもらわないといけません...ですが、今日簡単に説明します!
まず、韓国の「Woowakgood(우왁굳)」というストリーマーの話から始まります。この方は2008年からライブ配信を始め、韓国のストリーマー界の大手と言っても過言ではないです。Woowakgoodは主にゲーム実況を行い、視聴者を積極的に参加させるコンテンツ有名です。ある日、視聴者と会話している中、「VRチャットアイドルコンセプトで視聴者を選び、ライブ配信に参加させたら面白そう」とアイディアが上がりました。
当初は、「アイドルコンセプト」のコンテンツに参加する視聴者を集めるのがきっかけでした。実際にWoowakgoodは、申請ページから「面白半分でやってみるコンテンツ」だと強調し、「失敗する確率99.8% 成功する確率0.2%」と素直に言っていました。失敗した際には、「コンテンツ出演可能。人生の楽しい思い出作り。コア視聴者になれる。人に注目され、ファンから愛されることができる。」といたずらっぽい企画を発表し、成功した際には、「失敗した時のメリットがすべてをゲットできる。1年間一緒に配信を行い、その後は個人ストリーマーとして活動。個人ストリーマーとして活動する際も独立できるよう全面サポート。ビジネス発展の際には収益を分配」などとほぼ成功しないと予想しコンテンツとして取り上げました。
ですが... ISEGYE IDOLはストリーマーとして一生懸命活動し、ファン層を広げ、想像以上のクオリティのデビュー曲を公開し、大成功を収めることになりました。デビュー曲からMelonメインチャートに入り、3番目のトラック「KIDDING」がチャレンジとして流行り、1位をとるなど、現役のアイドルグループと比較してもものすごい功績を残しました。
ISEGYE IDOLの不思議なところは、単なるK-POPアイドルではないということです。コンセプトだったはずの「バーチャルストリーマー」が’現実の「バーチャルアイドル」になったという点です。
もちろん、現在はアイドルとしての活動がメインになり、副業という感じになっていますが、最初のスタートはあくまでも、バーチャルアイドルがコンセプトのグループであったとこと忘れないでください。
そのため、ISEGYE IDOLは個人としてのライブ配信も活発に行っています。実際にライブ配信を視聴するとゲーム、トーク、リアクションなど非常に慣れているのがわかります。アイドルというコンセプトに合わせ、カバー曲をその場で歌ったり、カバー動画を作るなど本職も忘れず活動しています。
ISEGYE IDOLはどこまで拡大可能か?
個人的にはISEGYE IDOLの形態がK-POPアイドルの限界を広げてくれるのでは?と思っています。K-POPが好きなファンとして、実は今の状況が果たして健康で健全な未来にむかっているのかな?という疑問を持つことがたくさんありました。
K-POPアイドル、とても綺麗でカッコイイですよね。みんな歌も上手でダンスも上手です。しかも。カムバック周期も6カ月を超えません。その度に新しいスタイルを披露してくれます。世界中のファンのために何カ月もツアー公演を行います。
でも、結局アイドルも人ですからね。
いつも綺麗でカッコ良くいられると限りません。たまには喉の調子が悪い日だってあるかもしれないですし、怪我をすることもあります。カムバックできない状況になることだってあります。見せられるスタイルに限界があります。ツアー中ずっと元気なメンバーはごく一部です。そして、その合間に各種撮影やファンとの交流まで。少しでも隙があると問題に繋がりかねません。。
ですが、ISEGYE IDOLのようなバーチャルアイドルはこのような部分において少しは自由にいられます。
他のことはともかく、K-POPアイドルにとってつきまとっているダイエット」に縛られることはないですよね。それに、ライブ配信などでカバー曲を披露することで、カムバックにも余裕が持てるはずです。スタイルに制限もなく、世界中のファンに会うために飛行機に乗る必要もありません。
最も重要なのは「コミュニケーション」がはるかに円滑だということです。実際にISEGYE IDOLを創り出したWoowakgoodは、過去のアイドルに対する考察から、「アイドルがファンとのコミュニケーションが足りないのは、その人の「人柄」ではなく、システムが問題だ」と評価しました。いくらライブ配信をして、コミュニケーションをとっても、 「双方向コミュニケーション」というには程遠いということです。
バーチャルアイドルはISEGYE IDOLでなくても、ライブ配信をしながらファンとリアルタイムでコミュニケーションをとり、お互いの距離を縮めることができます。これを考慮すると、ISEGYE IDOLはK-POPアイドルの限界を広げた一方、人間ではできない新しい道を切り開いてくれたと思います。
ISEGYE IDOL会いに行く?
今回ISEGYE IDOLについて取り上げたのは、ドッコがこの間ISEGYE IDOLポップアップストア(이세돌팝업봤?)」を訪ねたからです。ポップアップストアは2月16日から29日にかけてTHE HYUNDAI SEOULにて開催されました。
私は2次事前予約を通して訪問しました。
私、セブンティーンのストリート事前予約も3回も成功したことあるのにが、ISEGYE IDOLのポップアップストアは苦難の末予約がとれました。今更ながら、ISEGYE IDOLの人気を体感しました。
事前予約制だったため、身分証を確認する時間があったのですが、まずここで驚くことに...私をを除いた待機中の前後10人が身分証を持たない方々でした...つまり、まだ未成年者達...ISEGYE IDOLのファンダム「イファリ」のファン層が若いということは聞いていましたが、本当にこれだけ若いとは知らず驚きました。しかも、お小遣い袋をそのまま持ってきた子もいたため、心の中で「危ないからカバンの中に入れておいた方がいいんじゃない?」と何回も口ずさみました。
左手首にリストバンドを着用し入場時間に合わせ入場が開始されました。
入場してすぐにフォトゾーンがあり、スタッフが1人ずつ写真を撮ってしてくれました。徹底された予約制だったため、1人で訪問された方がほとんどだったためスタッフがフォトゾーンの前に待機していました。
ここはISEGYE IDOLと創作者のWoowakgoodがいるフォトゾーンです。イファリのネームプレートが置かれた場所で写真撮影をすることができました。
次にISEGYE IDOLと一緒に撮影することができる授賞式パネルのようなところでパシャリ!自然に撮りたかったのですが、ヲタクポーズしか思いつきませんでした。
ここはイファリに最も好評だったISEGYE IDOLの録音ブースです。実際こちらでは録音時の声がそのまま流れていました。コーラスを重ねたりアドリブを入れたりする過程をそのまま聞かせてくれました。椅子の座って、まるで私がプロデューサーになりきった写真が撮れます。
このようなフォトゾーンを通り過ぎると、いよいよグッズを販売している場所が出てきます!
実は一番欲しかったビッククッションはすでに全メンバー売り切れで、サンプルのみ置かれていました。その他にも、すでに売り切れているアイテムが結構ありました。
以前は、QRで購入できるように案内していたとのことですが、スタッフに伺ってみたところ、オンライン販売も予定しているため、もうQRコードでの購入は行っていないとのことでした!ポップアップに来れなかった方には朗報ですね!
最も人気だったアイテムは、やはりフォトカードとハガキセットでした!私も2つずつ購入。
アイマスクもとても可愛いですよね?これはメンバー2人分を購入しました。
ジオラマはオンラインで確認した際にはいまいちピンと来なかったのですが、実物をみたらクオリティがとても高かったです。もちろんすぐに買い物カゴに入れました。
壁にはこのようにメンバーのイラストが描かれていたので、グッズを購入しなくても十分に訪問する価値があると思いました。ポップアップで販売しているアイテムをまとめてチェックできるところもありました。
手ぶらで訪ねて、両手いっぱいにグッズを抱えて帰りました!
ランダム缶バッチがもらえるのですが、会計の際、スタッフが購入品から推しを予想して選んでくれているようでした。実際、何も伝えていないのに、推しの缶バッチがもらえたのですセンスの塊...
終わりに
みなさんはバーチャルについてどう思いますか?
ドッゴは少し前まであまり興味がなかったのですが、ISEGYE IDOLを通して少しずつ開拓しているところです。ISEGYE IDOLはもちろん、PLAVEなど他のバーチャルアイドルの曲にも名曲ばかりなので、一度聴いてみるのはいかがでしょうか?
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