
みなさんアンニョンハセヨ!
韓国のカフェ沼にハマって10年の在韓日本人Kapecchang(カペちゃんです)。
コロナ後に韓国でも浸透した日本語【おまかせ(오마카세)】。
レストランでシェフが繰り広げる豪華なコースメニューというイメージだった『オマカセ』ですが、最近ではコーヒーのオマカセ(コース)メニューを出すカフェも増えてきました。
今回はそんな中から、私が実際に行ってみて良かった3店舗をピックアップしてご紹介してみたいと思います!
Instagram @kapecchang
ホンデの真ん中で気軽に楽しむコース
Tremor coffee works
昨年、西江大の近くからホンデに引っ越してきたトレマーコーヒーワークス(트레머 커피웍스)。パワフルなイ・ヘジン代表が焙煎から納品、抽出まで全てをこなす自家焙煎カフェです。
店内奥にある焙煎部屋には2台の焙煎機が置かれていて、残り半分の空間にカウンター3席+2人がけのテーブル席が1席とお手洗いが全部のお店ですが、お店の場所から入り口、エスプレッソマシン(Decent)やグラインダー(Ozic)そして天井の照明まで、全てが独特でありながら一体感のあるお店です。
まず席についてテーブルの上のQRコードにスマホをかざすとメニューが映し出されますが、一番上に書かれているThe works(더 웍스)がトレマーコーヒーの人気メニュー3種類が出てくるコースです(2万ウォン)。
1年に2-3回程度メニュー内容の変更があるそうですが、基本的に下記のような構成になっています。
事前の予約も必要なく、ホンデに遊びに行くついでにふらっと寄って楽しめるのもGood!オーナーもバリスタさんも海外暮らしが長くフレンドリーな方々なので、気軽に話しかけてみてくださいね:)
Tremor coffee works(트레머 커피웍스)
📍 ソウル麻浦区 臥牛山路29ダギル11-1
🕰️ 12:00−18:00(ラストオーダー17:30)
🗓️ 火曜定休
聖水(ソンス)洞で、
バリスタ大会の味覚審査員が作るコースを楽しむ
Gimisa
バリスタ大会の審査委員として活躍するソン・イニョン代表のカフェGimisa(キミサ)。
国内外のバリスタ大会にて味覚(センサリー)審査員を長く務めながら、昨年には自らブリュワーズカップ(KBrC)の選手としても出場し、初出場にして3位という結果を残された実力者でもあります。
そんな専門家が準備したコーヒーコースと聞くと、バリスタ大会で出されるような「香り高く酸味の際立つ高級なコーヒーなのでは・・・」と緊張してしまいますが、意外や意外Gimisaのコース内容は、多くの方々の好みに合わせた・飲みやすい・いい意味で万人受けする味をメインに構成されています。
私が今回選んだコースメニューの名前は【Gimisa signature blend course(기미사 시그니처블랜드 코스)】(16,000ウォン)。こちらはGimisaのオリジナルのブレンド2種類を使ったドリンク2杯と、シャーベット(デザート)の計3種類のドリンクが楽しめるコースです。
シーズンごとにメニューが変わるそうですが、私が行った時のコース内容は下記のような構成でした。
コースメニュー利用時はネイバー地図から予約するのが確実ではありますが、私が行った日(平日の午後)にはタイミングが良かったようで、予約なしでコースを楽しむ事ができました。また、この日は日本語ができるバリスタさんもいらっしゃったので、さらに会話が弾みました:)
インテリアの節々に韓国っぽさも感じられるGimisa。
地下にも席があり、焙煎室やコーヒー豆の倉庫などもある広めのカフェですので
ソンス洞で静かで落ち着いた雰囲気のお店に行きたい時にもおすすめです。
Gimisa(기미사)
📍 ソウル城東区 聖水路26キル47
🕰️ 10:30−19:00(ラストオーダー18:30)
ソウル駅の近くで食事も兼ねて楽しみたい本気のお任せコース
Nolimit coffee bar
ソウル駅、もしくは4号線・淑明女子大入口駅から徒歩10分、フアム洞の丘の上にオマカセ暦8年のオーナーさんが運営するオマカセコース専門の小さなお店があります。その名もNolimit coffee bar(ノーリミット・コーヒーバー)。
以前はこちらのコーヒーバーだけを運営されていましたが「気軽に立ち寄ってコーヒーが飲めるお店もあったらいいのに」というお客さん達のご要望のもと、隣の建物にNolimit coffee roomをオープンさせました。
コース専門のコーヒーバーの店舗では、オーナーのキム・ミンヒョン代表が季節に合った食材とコーヒーを作ったお料理を開発し、その料理にペアリングさせたコーヒー(お客さんの好みを聞きながらチョイス)を淹れてくれます。
こちらはコーヒーだけを何杯も飲むようなドリンクだけのコースではなく、お食事とコーヒーのペアリングなのですが、全てのコースに含まれるカフェインの量はアメリカーノ1杯分(エスプレッソ2ショット)程度。
例えば私が頂いたコーヒーニョッキは、クリームソースの部分にデカフェインのコールドブリューコーヒーが使われていて、パンをクリームにつけて食べるとほのかにコーヒーが香り、美味しかったです。
材料の一部にコーヒーが使われていますが、カフェインの負担も少なく、コーヒーが特に好きではない方にでも十分に楽しんでいただけるコースだと思います。
ご予約はネイバーマップから可能で、価格は35,000ウォン〜
1週間のうち、木曜日・金曜日・土曜日・日曜日の4日間だけオープンし、完全予約制となっています。
特別な日に、もしくはソウル旅行のラストに少しだけ贅沢に、コーヒーが香る美味しい食事を楽しんでみるのも良い体験になるのではないでしょうか。
Nolimit coffee bar(노리밋 커피바)
📍 ソウル特別市 龍山区 厚岩路35ギル 5
🕰️ 12:30−18:00(完全予約制)
🗓️ 月曜―水曜定休
まとめ
こちらのカフェにもコースメニューが・・・
その他、ホンデのペルン(펠른)やエスプレッソバーのグテロイテ(구테로이테)等にもコーヒーのオマカセコースが準備されています。
通常のカフェ利用も良いですが、ゆっくりと説明を聞きながらコーヒーを味わうと、そのお店の追求するものを深く知れたり、お店の方々とも仲良くなれたりして、ますますソウルのカフェが好きになるかも♡
韓国でちょっと特別な体験がしたい気分の時、コーヒーのオマカセコースはいかがでしょうか。
▶️ その他ソウルのカフェに関するご質問やリクエストはインスタグラムのDMにて
Kapecchang
※こちらの記事は2024年1月に作成されました。
営業日や営業時間が変更になる可能性がありますので、行かれる前には必ずお店のSNS等で最新情報をご確認ください。
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