にほんご

中文

ภาษาไทย

インスタ映えもお腹も満たしてくれるカフェ&ダイニング Zion(ザイオン)鐘路店

9,360
2023.11.11
Kapecchang
Kapecchang韓国バリスタ資格をもつ日本人

韓国で、いや世界でもこんなにイケイケのバーガーショップがいくつあるでしょうか。

「韓国まで行って、バーガー?」と思ったそこのアナタ。
さすがの私も日本からのお客様をただのバーガーショップには連れていきません・・・!

ご旅行中の限られた時間と食事数の中、絶対にガッカリはさせない、カフェ使いもできる絶景バーガーショップ。

そして連れて行った友達全員が「あそこはすごかった!」と言ってくれる、そんなお店となると気になりませんか?

広々とした海外インテリアのおしゃれカフェが好きな皆さんも、韓国でカフェ飯が楽しめるお店が少ないと嘆いていた在韓日本人の皆様も、美味しいフードと美味しいコーヒーどちらも諦めたくない私も大満足のお店を紹介しちゃいます:)

 

Instagram @kapecchang

 

 


 

江西区で人気のお店の2号店が鐘路に爆誕!

 

お味とインテリア、そして景色の良さの三拍子が揃ったお店がこちらのZion(ザイオン)鐘路店です。

2020年 ソウル西部の登村(등촌)に1号店をオープンし、たちまち大人気に。2022年12月には鐘路の路地裏『피맛골(ピマッコル)』の間に立つ建物の地下から1・2・5・6階テラス+ルーフトップをカフェ&ダイニングとして大規模リモデリングし、2号店としてオープンさせました。

※ピマッコル(避馬道)とは朝鮮時代に庶民達が馬や高官を避けて通っていた狭い道の事です。

韓国の歴史のある道の中に突如現れし異空間

 

 


 

周りの街と店内のギャップも楽しいZion鐘路店

 

店内に足を踏み入れた瞬間、70年代のアメリカにワープしたかのような錯覚に陥る店内。


入り口の扉から始まり、テーブルや椅子、インテリア小物一つ一つにもこだわりが見えて、
トイレやエレベーターまでどこを切り取ってもフォトジェニック。

レトロな柄のカーテンを開けると「あ、ここは韓国だった!」と感じさせる風景が広がり、外と中とのギャップにも感嘆の声が止まりません。

 

 


 

Zion鐘路店Zionの楽しみ方と魅惑のルーフトップ

 

『ドリンクの注文は1階で・フードの注文は5階で』という事だけ覚えておけば、あとは自由に好きな階で好きな物を楽しめます。

店内には専用のエレベーターもあるので、他の階への行き来も楽々です。

 

カフェタイムを楽しみながらお腹が空いたらバーガーを頬張るもよし、お腹が空いていない時にはドリンクだけ楽しむこともできちゃいます。2階でLPから流れる音楽を聴きながら仕事をしつつ(WiFiやコンセントも完備)疲れたらフラリと6階のルーフトップに上がって、太陽や風を浴びながら山や木々を眺めるのも気分転換になります。

Zion鐘路店のルーフトップは、右には仁王山(인왕산)左にはNソウルタワー、そして後ろにはドラマ『ヴィンチェンツォ』のロケ地でもある世運商街(세운상가)という鐘路を贅沢に楽しめるパノラマビューです。

このルーフトップで天気の良い日にルーフトップやテラスで頂くハンバーガーやコーヒーは最高に美味しい・・・!!!

平日には貸切状態のタイミングも多く、夕暮れ時や黄昏時をルーフトップで過ごすのもおすすめです:)

※最上階のルーフトップだけはエレベーターがつながっていないので、6階で降りて外の階段を登りましょう。足元に注意。

 

 


 

おすすめのカフェ&ダイニングメニュー

 

さて、それではここでドリンクもフードも美味しいと話題のZionのメニューを見てみましょう。
1階のコーヒーハウスで注文できるドリンクメニューはこちらです↓

 

【Zion Coffee houseのおすすめカフェメニュー】
  • Americano 4,000ウォン(ケニア・ブラジル・グァテマラ3種類のカスタムブレンド。+500ウォンでデカフェに変更可能。)
  • Zion coffee 5,000ウォン(エスプレッソ+クリームの甘めのドリンク。アイスのみ。)
  • MONK‘s Brownie 7,200ウォン(新メニューのブラウニー。アメリカーノとの相性抜群!)

【Zionバーガーハウスのおすすめフードメニュー】

フードは5階のキオスク(機械)で注文します。
ハングルと英語対応で、途中で出てくるテーブル番号入力画面には、キオスクの横にあるベルの数字を入力してそのベルを持って待てばOK。料理ができたらベルが鳴ります。

人気メニューは、Zion Burger (7,900ウォン)とNASHVILLE HOT CHICKEN BUGER (9,700ウォン)。

定番のZion Burgerは米粉とでん粉(小麦粉より消化に優しい)で作ったバンに、柔らかく香りの良い牛バラ肉で作ったパテを挟んでいるらしく、友人いわく「3個食べても胃もたれしなかった!」とのこと。

Zion鐘路店限定メニューのCONNECTICUT SHRIMP BURGER (13,700ウォン)はお肉の代わりにプリップリの海老がゴロゴロと入っていて、半分くらい食べたところで「またエビ?まだエビ!?❤️」と思えるリッチな海老感がクセになるお味です。

 

「バーガーだけ」「ドリンクだけ」も全然大丈夫ですが、1階でドリンクを注文して5階でバーガーを注文すれば、美味しいバーガー&コーヒーを同時に楽しめます。

Zionは「フードの美味しいお店はコーヒーが残念。逆も然り。」という概念を、いい意味でぶっ壊してくれるお店なのです。

 

 


 

まとめ

 

1号店も2号店も話題の街にオープンするのではなく「歴史が感じられつつも少し寂れた街に足を踏み入れて自ら切り開き、仲間たちと共に盛り上げながらその周りに新しい文化を作っていきたい」というキムジュニョン代表の想いはまさに聖書の中のZion(シオン)のよう。

いつも明るく親切な店員さんたちや、おすすめメニューを伺った際に「どのメニューも愛を込めて作ったので選びきれなくてすみません・・・」という返答からも伝わってきましたが、一人ではなく仲間たちと作り上げてきた和気藹々とした雰囲気のお店です。

Zionはバーガーの印象が強めですが、コーヒーだけでも気軽に楽しめるお店ですので、広蔵市場や鐘路3街付近にお立ち寄りの際には、休憩がてら素晴らしいビューも楽しんでみてくださいね:)

@kapecchang

 

Zion 鍾路店
ソウル鍾路区敦化門路4ギル371 
11:00−21:00(ラストオーダー20:00)
Instagram @zion.seoul

+1

いいね

13

+1

なるほど

5

+1

楽しみ

5

+1

役立った

23

Share