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【K-POP偉人伝】 NewJeansの生みの親、ミン・ヒジン

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2023.08.01
サランピTVK-POP専門チャンネル

NewJeansの誕生により一躍有名となった天才アートディレクター、ミン・ヒジン

元SMエンターテイメントに所属しており、現在はHYBE傘下の事務所ADORのCEOであることはK-POPファンであればご存知の方も多いことでしょう。

今回の記事ではそんなミン・ヒジンのプロフィール、ADOR設立までの経歴、有名な作品などを紹介していきます。

サランピTVでも取り上げられることが多いNewJeansの生みの親であるミン・ヒジン。

彼女の功績を紐解くことで、K-POPの歴史やトレンドが理解できるかも…?!

 


 

ミンヒジンのプロフィール

まずはミン・ヒジンの基本プロフィールを紹介します。

プロフィール

出典:Instagram @min.hee.jin

 

本名:ミン・ヒジン / 민희진

生年月日:1979年12月16日

年齢:43歳(2023年7月現在)

学歴:ソウル女子大学(視覚デザイン学科)

Instagram:@min.hee.jin

 

 


 

生い立ち~SM入社まで

出典:smtown.com

 

祖父が絵を描いていたこともあり幼少期から絵が身近な存在であったミン・ヒジンは、学生時代に一度、オーディオディレクターに興味があり放送部で活動するも、アートや写真への道を諦めることができず美大に進学し視覚デザイン科を専攻。

大学3年生の休学中に広告代理店でインターンを経験し、大学を卒業する頃にSMエンターテインメントの採用広告を見つけて応募し、2002年に入社。

 

 


 

SMエンターテイメントでの活躍(2002年~2018年)

出典:smtown.com

 

2002年〜2009年頃までは特に名前は知れ渡ることがなかったようですが2009年頃からアーティストのコンセプト制作を手掛けて以降、クレジットに名前が載るなどして社内だけでなく、ファンなどにも知れ渡り、ほどなく有名になりました。

最終的にはアートディレクター総括理事にまで上り詰め、アルバムカバーのデザインだけでなく、イメージコンセプト、ロゴ、衣装など幅広く手掛け、アーティストの潜在的なイメージと楽曲、ミン・ヒジンが作り出すアートが唯一無二の世界観となり市民権を得ました。

 

ミン・ヒジンが手掛けたSM時代の作品はこちら。

少女時代

  • また巡り逢えた世界(2007年)
  • Gee(2009年)
  • Genie(2009年)
  • The Boys(2011年)

 

SHINee

  • 누난 너무 예뻐 (Replay) (2008)
  • Romeo (2009)
  • Dream Girl  (2013)
  • View (2015)
  • Married To The Music (2015)

 

f(x)

  • NU ABO(2010年)
  • Pinoquio(2011年)
  • Hot Summer(2011年)
  • Electric Shock(2012年)
  • Pink Tape(2013年)
  • Red Light(2014年)
  • 4 Walls(2015年)

 

「Pink Tape」はミン・ヒジンの代表作だと言われており、Melon選定の韓国大衆音楽名盤100へノミネートし、レットドットデザインアワードを受賞しています。

 

EXO

  • Growl(2013年)
  • EXODUS(2015年)
  • LOVE ME RIGHT(2015年)
  • EX'ACT(2016年)
  • THE WAR(2017年)
  • DON'T MESS UP MY TEMPO(2018年)

 

Red Velvet

  • Happiness(2014年)
  • Ice Cream Cake(2015年)
  • The Red(2015年)
  • The Velvet(2016年)
  • Russian Roulette(2016年)
  • Rookie(2017年)
  • The Red Summer(2017年)
  • Perfect Velvet(2017年)
  • The Perfect Red Velvet(2018年)
  • Summer Magic(2018年)
  • RBB(2018年)

 

NCT

  • The 7th Sence(2016年)- NCT U
  • NCT #127(2016年)- NCT 127
  • Chewing Gum(2016年)- NCT DREAM
  • NCT #127 LIMITLESS(2017年)- NCT 127
  • THE FIRST(2017年)- NCT DREAM
  • NCT #127 CHERRY BOMB(2017年)- NCT 127
  • We Young(2017年)- NCT DREAM

 

SMでは、アーティストと楽曲に合った独自のコンセプトを生み出したことはK-POP界において大きな功績だと言えるでしょう。

ミン・ヒジンしか出せない個性はNewJeansの作品を見ている人はわかりますよね! 

 

 


 

SM退社ADOR設立(2019年~現在)

出典:Twitter @NewJeans_ADOR

 

2018年にSMを退社し、HYBE(当時BigHit)に移籍。 
新事務所ADORを設立しCEOに就任、NewJeansを爆誕させました。

ADORでは全権を持っており、全てを手掛ける総括プロデューサーとしても活躍しています。 

ミン・ヒジン色に染まったグループNewJeansはプロモーション無しで突然MV「Attention」をYouTubeに公開し、K-POP界に衝撃を与えました。

翌日公開された「Hype Boy」と合わせて2曲ともMelonにチャートインし、K-POPアイドルのデビューとしても異例の事態に…。

その後リリースされた「Ditto」「OMG」も軒並みチャートインし大衆人気も既に確立されており、NewJeans無しで第4世代を語ることはできないレベルにまでに達しています!

 

 


 

SM退社の理由

2017年にSMエンターテインメントの代表取締役に就任されたミン・ヒジンですが、わずか1年足らずで退社。

退社理由はバーンアウト(燃え尽き症候群)してしまったからだと番組で本人の口から明かされました。(「ユ・クイズ ON THE BLOCK」)

「当時、私はとても疲れていた。たくさんの仕事がある状態で1月にアルバム4、5枚を出していた時期だったから…2、30代を仕事に捧げ、休暇もまともに取ることも無く、バーンアウトの状況になり、仕事を辞めたかった」

また、「イスマン先生に辞める旨を話すと、二人して泣いた」と話しています。

HYBEはそんな状況を知ってか知らずか、ミン・ヒジンが退社を考えていた頃に声をかけたそうです!

 

 


 

まとめ

出典:smtown.com

 

いかがだったでしょうか? 今回はNewJeansを成功に導いた天才アートディレクターのミン・ヒジンについて紹介いたしました!

SM時代の彼女の作品は有名なものばかり! みなさまも知っているジャケット写真や、コンセプトフォトも多かったのではないでしょうか?

今後のNewJeansの活躍とミン・ヒジンが見せてくれる世界観には目が離せないですね!

 

 

 

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