Kitto × Poclanos
今週のK-Indieプレイリスト
韓国の大衆音楽が「K-POP」と呼ばれ、次世代の音楽シーンをリードしている時代であるだけに、多彩で新しい魅力を秘めたアーティストと音楽が無限大の「K-Indie」にも注目したい今日この頃。
韓国で最も新しく新鮮な音楽を届けているミュージックデリバリーブランド『Poclanos(ポクラノス)』が、月に2回、Kittoをご覧の皆さんのために、今一番かっこよくておしゃれな韓国のインディーズ音楽から9つの作品を紹介するコーナー。
Dear, Barcelona
Milena (밀레나)
ヴァイオリニスト兼シンガーソングライターMilena(ミレーナ)の秋に向けた新曲。「Dear, Barcelona」は、美しくロマンチックなバルセロナの思い出を優しく語りかけるような、柔らかな歌声と心地よいアコースティック旋律が印象的なトラック。
LOVE SONG
MEMI
仁川ペンタポート・ロック・フェスティバルやClockenflap、Fireball、SXSWなど、世界的なフェスティバルの舞台に登場し、ギターを駆使した圧倒的なショーマンシップでロックスターらしい姿を見せてきたアーティストMEMIが、新たなシングルをリリース。いつもと違う恋に落ちて変わった姿を強烈なロックサウンドに乗せた「LOVE SONG」を聴きながら、ロックスターが伝える愛の物語を聞いてみよう。
O, Pruned!
Jclef
新人時代に1stフルアルバム『flaw, flaw』を大胆に発表し、R&Bシーンに衝撃を与えたJclefが約5年ぶりにリリースしたミニアルバム『O, Pruned！』。ひたすら愛を注ぎ続けてくれた大切な友人のために完成させた作品で、ミニマルな構成を中心にJclefならではの密度の濃い感情線を丁寧に盛り込んだのが特徴。
30
Sagong
フォーク、ロック、カントリーなど様々なジャンルを流れるように、自由自在に行き来するシンガーソングライター、Sagongがデビュー5周年を記念してリリースした作品。穏やかな波の上に波紋を起こす感情を淡く切ない雰囲気で表現した『30』は、Sagongならではのノスタルジアの趣きが色濃く染み込んでいる。
Mr.Miles
CHARLIE BEAN WORKS
「Mr.Miles」は、シンガーソングライターであるCHARLIE BEAN WORKSが疲れた日常から離れて済州島に滞在していた頃を思い出しながら制作したトラック。グルーヴィーなリズムと甘美な歌声が調和した曲で、冷めきってしまった私たちの心に再び熱い火花を灯してくれるような中盤の魅力的なギターソロ演奏が絶品。
kin
BØJEONG
SF的な世界観をもとに、揺れ動くロックサウンドだけでなく、叙情的なバラード演奏も自在に操る多才なバンド、BØJEONGが今年、早くも2枚目のミニアルバムを発表。チェロキー族の言語で「理解する」、「愛する」という意味を持つ作品「kin」は、憂鬱感を脱ぎ捨て、世界を抱きしめ、包み込みたいというメッセージを込めている。
tricky!
NECTA
エレクトロニック・ジャンルをベースに様々な顔を見せ、新人アーティストとしては異例のJUNGGIGOの音楽ブランド「SOULBYSELF」の第2弾コンピレーションアルバムに名を連ねたNECTAのニューシングル。アシッドテクノ、ユーロトランスを取り入れたダンストラック「trikcy」は、疾走感あふれるテンポと倦怠感のあるボーカルが対比され、興味をそそる。
The Light and Dance Within Us
JeongSaebyeok
Kim Sawol、Nerd Connectionなどが所属しているレーベルYour summerに新たに加わり、期待株として浮上しているシンガーソングライター、JeongSaebyeok(チョン・セビョク)。シンガーソングライターGYE0Mの演奏と編曲が加わった今回のシングル「The Light and Dance Within Us」は、一緒に朝を迎えたいという願いを穏やかだが希望に満ちた旋律にぎゅっと詰め込んだ曲だ。
Innocence and Flood
BrokenTeeth
ほのかな感情を刺激する叙情的な雰囲気を通じ、早くからシューゲイジングワンマンバンドとして確固たる地位を築いたBrokenTeeth。 彼が公演ですでに披露したことのある今回のシングル「Innocence and Flood」は、漆黒のような暗闇の中で、むしろ鮮明に輝く純粋な心を夢幻的に展開したトラック。
第8回のプレイリスト紹介はここまで！
次回もお楽しみに💙
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