これぞリアル #韓国っぽ？韓屋で美味しいコーヒーをすすりたい日には

みなさんこんにちは〜

１日１カフェ！元バリスタ・現カフェオタクのKapecchang(カペちゃん)です。

約10年前、会社を辞めて韓国のバリスタ資格を取り、ソウルのカフェでバリスタとして働いたり、コーヒーの祭典ソウルカフェショーの裏方やコーヒーイベントのお手伝い、現在は翻訳や通訳、日韓のコーヒー交流に関わるお仕事をしています。

そんな私のコーヒーまみれの日常や裏話（たまに毒づき）をほぼ毎日Instagramのストーリーに載せていますので、気になる方は是非そちらからも撮りたてホヤホヤ韓国の最新カフェ情報をチェックしてくださいね〜　

@kapecchang アカウントへ

京都に町屋カフェがあるように、韓国には韓屋（ハノク）カフェがあります。

雨の日や夜の静かなカフェでは、侘び寂びのような風情が感じられる韓屋カフェ。

しかし！

当たり外れが激しいのも韓屋カフェ・・・
外装が素敵だからとフラリと立ち寄って、失敗した経験も少なくありません。

特に韓国滞在時間に限りのある旅行者の皆さんが、私のような失敗をされませんよう！

元バリスタ・現カフェオタクの私が何度もリピートした【コーヒーの味が美味しい韓屋カフェ】だけを厳選してご紹介していきたいと思います：）

나무사이로 NAMUSAIRO 

ナムサイロ

2002年、ソウルのシンリム（신림）で誕生したナムサイロ。

2013年に現在の場所に移転しながら２０年以上スペシャルティコーヒーの普及に力を注いできた歴史のあるコーヒーショップです。

『韓国に行ったら必ず行くべきカフェ』として海外のコーヒー関係者にも有名で、外国の方がコーヒーを楽しんでいたり、コーヒー豆やドリップパックを両手いっぱいに購入して帰られる姿もよく見かけます。

コーヒーの味はお墨付きですが、韓屋インテリアも外国人の心を惹きつけるのではないでしょうか。

お天気の良い日にはテラス席も気持ちが良いですし、一席限定の屋根裏部屋（다락방）もゆったりとした個室になっており、友達の家に遊びにきたかのようなワクワク感があります。

夜の９時まで開いているので、ディナーの後の夜カフェにもおすすめのお店です。

해로커피

ヘロコーヒー

伝統家屋の韓屋カフェと言うと景福宮付近に多く集まりがちではありますが、こちらのヘロコーヒーは地下鉄４号線のハンソンデ入口（한성대입구）駅から５分程のところにあります。

韓国っぽさを感じる入り口をくぐると中庭があり、その庭を囲むようにガラス張りの店内が広がります。

木に細工が施された注文カウンターや螺鈿飾りのインテリア小物も韓国っぽさが出ていて、韓国好きの外国人（私）にはたまらない雰囲気です。

프릳츠 커피컴퍼니 Fritz coffee company

プリッツコーヒーカンパニー

いつの間にか韓国を代表するカフェに成長したプリッツコーヒーカンパニー（Fritz coffee company）。

コーヒーもパンもどちらも美味しいカフェとして大人気ですが、それもそのはず。

仲良し６人組がそれぞれの専門能力を活かして作った会社で、バリスタチャンピオンや生豆バイヤー、凄腕焙煎士達の中に、元々合井（합정）にあった人気ベーカリー『オーブンとヤカン（오븐과주전자）』のパン職人達が合流し、プリッツが誕生。

【閉店】네마（삼청）

ネマ（三清）

プリッツコーヒーカンパニーで勤務されていた方々が独立され、オープンしたカフェNema（ネマ）。

三清洞（삼청동）と北カジャ洞（북가좌동）に２店舗ありますが、三清洞店がこの街に調和した韓屋リノベのカフェになっています。少し傾いた瓦屋根や剥き出しの柱など建物本来の個性を生かしながら、手を加えすぎずに韓屋の良さを生かしたインテリアが魅力的な空間です。

三清洞のかなり急な坂の上にあるので、到着するまでは「なぜこんな所にカフェを・・・！？」という疑問が頭をよぎりますが、到着した瞬間に納得のビュー。折り重なるように連なる瓦屋根が美しく、韓国にいる事を実感させてくれます。

バリスタさんが親切な説明と共に一杯ずつ丁寧に淹れてくれるコーヒーも美味しくて、登山(？)の疲れを癒してくれます。

※お店の前はかなり傾斜の急な坂道になっていますので、帰り道も足元にお気をつけくださいね！

まとめ

その他の韓屋ビューカフェ

一般的に韓国の伝統家屋・韓屋（ハノク）では伝統茶を提供するお店が多いのですが、今回ご紹介したお店のように、本格的なスペシャルティコーヒーを楽しめる自家焙煎カフェもいくつかあります。

また、お店自体が韓屋ではないものの、ブルーボトルの三清店やGreen Mile Coffee、TXT.coffeeは、屋上や窓からの韓屋ビューがとても美しく、一見の価値ありです。