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Chapter 1 :  当時のK-POPグッズを振り返ってみました

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2023.07.20
ドッゴとジェガル
ドッゴとジェガル本場の韓国人CARAT

知っておきたいK-POPの歴史  #episode 1

 

昔も今も、アーティストのファンであればどんなグッズでも欲しくなってしまう。当然のことだと思います。しかし、光があれば影も存在します。グッズを見るたびに物欲が刺激される一方で、ファンであっても理解し難いグッズが存在することもあります。

特に以前は過激なグッズが多かったのですが、最近では第4世代のK-POPアイドルファンを驚かせるような多様なグッズが登場しています。今回はドッゴとジェガルがK-POPグッズの歴史を振り返ってみたいと思います。

 

 


 

1. 全身プリントの寝具セット

 

妙な姿勢で私たちを眺めているこの男性。最近のK-POPファンにはあまり馴染みがないかもしれませんが、かつて第1世代のアイドルの間で大きな人気を誇ったソロアーティスト、チョ・ソンモです。

当時韓国で大ブームを巻き起こしたチョ・ソンモは、韓国ではあまり一般的とは言えない寝具セットを発売しました。日本のアニメグッズの一つである「抱き枕」と似たようなアイディアです。チョ・ソンモの全身プリント寝具セットは、抱き枕が流行る前に発売されました。ですが、驚くべきことにこの商品は連日完売で爆発的な人気のグッズとなったのです。

 

 


 

2.  DNAネックレス

 

 

K-POP第1世代の代表的なアーティストであり、SMエンターテインメントのアイドルたちの大先輩でもあるH.O.T.は、今では想像もできないようなグッズを発売しました。なんと、メンバーの髪の毛や口内から採取したDNAを封入したネックレスです。

このようなグッズは音楽性が過激なロックバンドなどから発売されそうな感じもしますが、実際にこのグッズは小学生たちが頻繁に出入りしていた町の文房具店でも簡単に見つけることができるほど、親しみのあるグッズとして販売されたそうです。

 

 


 

3.  ヌード写真集

 

もしもデビュー3年目の人気アイドルグループがヌード写真集を発売するとしたら、世間ではどのような反応が起こるのでしょうか。おそらく最近では、ファンがデモをするなどの抗議行動が起こる可能性もあります。しかし、実際に過去には所属事務所が3年目の人気アイドルのヌード写真集を発売した例もあります。

しかも、その所属事務所はなんとSMエンターテインメントでした。SMはK-POP第1世代の大人気6人組男性アイドルグループ、神話のヌード写真集を発売しました。今はK-POP界最長寿アイドルになった神話ですが2001年の当時、上半身はもちろんのこと、お尻の骨まで披露する大胆な露出を試みました。

この写真集は発売直後から爆発的な反響を呼び、現在では絶版となっているため中古品が高値で取引されています。

 

 


 

4.  アイコンタクトができるマグカップ

 

出典:Mnet TMI News


マグカップ?普通では?確かに、普通のデザインのものなら。しかし、K-POP第2世代のアイドルであり、永遠の兄である東方神起のマグカップグッズは普通のマグカップではありませんでした。

東方神起は2015年の日本コンサートツアーの際に、メンバーの目や眉毛まで再現されたデザインのマグカップを発売しました。このグッズが発売される前には、東方神起の顔が刻まれた塩と胡椒のケースを発売したこともありました。

 

 


 

5.  食膳セット

 

出典:OH MY GIRL 公式HP

 

K-POP第3世代のアイドルグループであるOH MY GIRLは、別名「食卓セット」と呼ばれるグッズを披露しました。このセットには、韓国の祖母の家で見られる折りたたみ式のミニ食卓からテーブルクロス、スプーンセットなどが含まれていました。

この面白い構成の食卓セットに多くのアイドルファンが注目しましたが、一般販売用のグッズではなかったため、残念ながら手に入れることができなかった人もいました。OH MY GIRL公式ファンクラブ「ミラクル」2期FANSHIPキットに含まれていたそうです。

食卓セットが話題になると、OH MY GIRLのメンバー、ユアはライブ中に「一人で食事をしたり、一人でお酒を楽しむミラクルとOH MY GIRLが、共に過ごせるグッズだと考えてほしい。」と話しました。

 


 

6.  モノポリー

 

出典:Instagram @ygselect

モノポリーとは、サイコロを振ってボード上の土地を買い入れ、他のプレイヤーを破産させるというボードゲームです。「ブルーマーブル」と似たルールだと考えると分かりやすいかもしれません。

2019年、BLACKPINKが「モノポリーBLACKPINKエディション」を発売し、大きな関心を集めました。このエディションはただの破産誘導ゲームではなく、BLACKPINKの写真はもちろん、住宅やホテルなどの土地の代わりに公演場やステージが建てられるという特徴がありました。ゲーム内のアイテムにはBLACKPINKのペンライトやマイクなどが使われ、興味を引きました。また、ゲーム内の都市はすべてBLACKPINKのワールドツアーの場所となっていたことでも注目されました。

 

 


 

まとめ

 

いかがでしたか?今日の記事では、ドッゴとジェガルが振り返る少しおかしなグッズから可愛らしいグッズまでをご紹介しました。過去にはもっと多様な種類のグッズが存在していましたが、資料の流失などの理由で紹介できなかったものも多くあり、とても残念です。ですが、時代によってグッズの流れも変わることを知れて大変興味深かったです。しかし一つ確かなことは、昔も今もアイドルを応援するファンの気持ちは同じだということです!実用的なグッズも、そうでないグッズもありますが、ファンがアーティストに向けるキラキラした気持ちが大事であると再確認できました。

 

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