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バンドライブで帰ってきたフォローコンサート! FOLLOW AGAIN TO INCHEON観覧記

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2024.04.18
Shiningカラットがお届けするK-POP話💎

 

去る3月30日と31日、約8ヶ月ぶりに戻ってきたセブンティーンの韓国コンサートが仁川アジアード主競技場で開催された。アンコールコンサートにもかかわらず、充実した構成で帰ってきたセブンティーンのセットリストを振り返りながら、華やかなコンサートの現場を感じてみよう。

 


 

オープニング

SUPER, DON QUIXOTE, CLAP

開始と同時に驚愕したのは、ステージが開いてバンドが登場したからだ。バンドライブということで、さらに臨場感が増す演出だった。さらに、前回のフォローではウジが一人でリフトに乗って空に上がり、戴冠式をするような演出だったが、今回は13人が団体でリフトに乗って登場。ホシのインスタグラムの投稿にある映像を見ると、思った以上に高さが高いので、高所恐怖症のミンギュとドギョムが心配していたようだ。(Weverseライブによると、怖くて前だけを見ていたそう。)

いよいよ見る完全体でのSUPERステージ。エスクプスとジョンハンは脚の怪我のため、全曲を踊るのではなく、自分のパートを披露したり、少し休んだりしながらステージを続けた。CLAPのステージでは、メンバーが体を低くした振りを踊るとき、2人はゆっくり後ろで手を組むなどをしていたが、これさえも曲の雰囲気に合っていて良かった。

 


 

オープニング挨拶の後のステージ

Don't Wanna Cry, FML, Rock with you

メンバーやコンサート紹介のMCでも、ホシはバンドのライブをうまく活用して笑いを誘う。専売特許の「Put your tiger signs up」のコメントがバンドの伴奏で少し壮大になったというか。 コメントの後に続く3曲のステージ。


ついに完成したマッヒョン(最年長者・長男)2人を筆頭にした街灯の振り付けと、前面スクリーンにいっぱいに映し出された13人のチッケムのおかげで、さらに感動的だった。今回のアンコールでは、従来のThanksの代わりにRock with youを披露してくれたが、Be The Sunのコンサートでカラットが大好きだったアレンジを再び見ることができて嬉しかった。

特に私は最初のコンサートの時、突出したステージのすぐ前のグランド席を取ったが、Rock with youのステージの時、途中で振り付けを休んでいたエスクプスとジョンハンを正面から見ることができて良かった。 後ろから見る振り付けも新鮮だった。

 

 


 

ボーカルチームのユニットステージ

Pinwheel, Dust, Yawn

団体ステージの後に始まったユニットステージ。デニムファッションだった前回とは違い、今回はピンク色の衣装で登場したボーカルチーム。今回は突出したステージから始まり、前回と違ってPinwheelを先に歌ってくれた。羽根の演出が韓国によくある人形型のエアー看板っぽくなって、後ろから見ると少し笑えたが、初コンは間近で歌うメンバーの横顔、後ろ姿を見ることができたので良かった。 

今回のユニットステージは全て突出ステージから始まり、移動リフトステージ、メインステージの順に各1曲ずつ、計3曲を披露してくれた。新たに追加された1曲は「17th Heaven」アルバムのユニット曲。 「Yawn」の伴奏が始まった途端、涙をこらえるのに苦労した。 この曲が彼らにとって、特にスングァンにとってどのような曲なのかよく知っているからだ。 そのためか、歌詞ひとつひとつに心を込めて没頭して歌う5人の気持ちがよく伝わってきた。ステージのスクリーン演出もとても叙情的できれいだったボーカルチームのステージ。

 


 

パフォーマンスチームユニットステージ

I Don’t Understand But I Luv U, HIGHLIGHT, Back 2 Back

ボーカルチームのステージを見て涙をこらえた後は、みんなで心を一つに涙を流すパフォーマンスチームのユニットステージ。 今回はI Don't Understand But I Luv Uのステージから始まり、ネクタイ外すなどのパフォーマンスはなくなりましたが、相変わらず致命的なパフォーマンス。

バンドの伴奏で聴くとより良かったHIGHLIGHTのコーナーが終わり、始まった新曲Back 2 Backのステージ。予想以上に小技が多く、1,2節で速く踊っていたサビの振り付けを3節でゆっくり踊ったり、後半に登場する骨盤の振り付けがとても印象的だった。

一人一人別々に見るとダンスのラインが全然違うのに、4人揃うとまたうまくまとまるのが不思議なパフォーマンスチーム。

 

 


 

ヒップホップチームのユニットステージ

Fire, Back it up, Monster

最後のユニットステージはヒップホップチーム。新曲が追加されたと知ってから、個人的に一番楽しみにしていたステージだ。Monsterを初めて聴いた時から、コンサートでFire+Monsterの組み合わせのステージを想像していたからだ。

赤から紫に変わった衣装を着て、Fireのステージから始まったが、正面だけでなく、突出した裏側も見ながらのステージが良かった。ウォヌとミンギュのラップパートを正面から本当に近くで見ることができた。

バンドライブでさらにフェスっぽくなったBack it upの後に続くMonsterのステージ。冒頭からエスクプスがドアベルを叩き割るようなジェスチャーで会場は大盛り上がりしたが、後日談によると、そのジェスチャーはその場での思いつきでやったそうだ。
(赤い髪と紫色の衣装、強烈なジェスチャーと表情、ラップが本当にステージを盛り上げていた。今回のコンサート以来、オタク友達と一番多く話した言葉は「私、エスクプスを愛してる」だった) 

ヒップホップチームのビジュアルとジェスチャー、パフォーマンスが目立った幸せなステージ(やっぱりヒップホップは顔だ)。

 

 


 

フォローフェスティバル

HOME;RUN, Left & Right, Beautiful, God of music

フォローコンサートの中で一番好きなコーナーである「フォローフェスティバル」のステージ。さらに充実したサウンドとともに、華やかで楽しいパフォーマンスが続いた。

前回はデビュー曲「Adore U」を披露したのに対し、今回は最新曲「God of music」を披露。ついにエスクプスが歌ってくれる네 글자면 다 내 이름이래, 쿵치팍치 또한 내 이름인가(4文字なら全部僕の名前なんだって、クンチパンチも僕の名前か?)のパートを聞くことができた幸せな瞬間。

あと一つ言わせてください、ギークシックスタイルのパク・ウォヌはヤバい。

 


 

中間トーク後のステージ

April shower, All my love, Pretty U / Snapshot (by CARAT), CARAT DANCE TIME

今回のコンサートの中で一番演出に力を入れていて、野外コンサートだからできたと感じた部分。

それは、曲に合わせてドローンショーを見せたこと。セブンティーンとカラットを象徴する演出がそれぞれストーリー性を持って行われ、All my loveのサビの部分では、事前にカラットがセブンティーンに伝えたいことを受け取ったメッセージが浮かび上がった。

📷 @pledis_17

実際に現場で見ると、ドローンがとても立体的な形を作りながら動くのが不思議で、メンバーもカラットの言葉が手紙のように書かれている演出にとても感動している様子だった。

その後、いつもより早くカラットの大合唱タイムが始まった。初日、最終日の時の指定曲が2曲ともラップパートが簡単ではないので、ラップパートだけカラットが集団でボソボソと口ずさんでいたのが笑えた。

そして今回のコンサートで個人的に一番企画が良かったと思ったのが、カラットのダンスタイム。MC中にメンバーが退場するときに、「カラットのダンスタイムを持ってください」と言われ、最初は何だろうと思って戸惑ったが、ダンスチームが出てきて一緒に踊り、応援をするように誘導してきた。

みんなでLeft&Right、Fightingなどを踊ったり、難しいと言われるHITの応援をしたり、単にVTRを見ながら休むのではなく、次のステージを待つ間もワクワクしながら楽しめたのが良かった。

 

 


 

エンディングステージ

Anyone, Good to Me, HOT

レーシングスーツの衣装で話題になった本舞台のラストパート。今回もレーシングスーツだが、クロップド衣装など細部が少し変わった。レーシングスーツを着て踊るAnyone, Good to Meはもちろん、野外コンサートということもあり、華やかな花火とともに締めくくられたHOTまで。まさにクライマックスそのものだった。

 

 


 

アンコールステージ

Ima Even if the world ends tomorrow, Run To You, Together,  Headliner, VERY NICE

カラットが待ちに待ったIma Even if the world ends tomorrowで始まったアンコールステージ。13人が円陣を組んで手をつないでファイティングしながら始まるイントロがとても感動的だった。

前回のコンサートと違って新しく追加されたTogetherとHeadlinerも良かった。 特にHeadlinerは野外コンサートのクライマックスでみんなで大合唱する姿を初めて聴いた時から想像していたので、その瞬間が実現したような感じだった。

そして始まった無限VERY NICE。 屋外なので、近くのアパートや駐車場でカラットを待っていた知人にはとてもよく聞こえたようだが、1時間ずっと同じ曲ばかり歌っていると首を横に振ったという口コミが面白かった。 (セブンティーンもカラットもただただクレイジーに見えたと。)

VERY NICEの真の良さは、現場でクレイジーに走り回ることで感じられる。本当に強烈な有酸素運動区間だ。

 


 

最後に

 

FOLLOW AGAIN TO INCHEONは、セブンティーンがこれまで韓国で行ったコンサートの中で最も規模が大きかったコンサート。アンコールコンサートと言っても、単に以前のコンサートのセットリストを再現するのではなく、衣装から新曲のステージ、バンドライブやドローンショーのような新しい演出など、多くの部分が変わっていて良かったと思う。

この記事では取り上げなかったが、コンサート関連プログラムとして船上ショーやポップアップストア、セブンティーンがラッピングされたタクシー、空港鉄道など様々なものも行われた。色々な意味で、韓国ファンが要望していたことを多く取り入れようと努力していると感じたコンサート。まだ運営面では未熟な部分も多かったが、セブンティーンの公演だけはそんな苦労を忘れさせてくれる。

4,5月にもソウル、日本で続くFOLLOW AGAINコンサート。ミンギュがライブで、ソウルのコンサートはまた仁川とは違うと言っていたので、来月はソウルコンサートのレビューをお届けしようと思う。

また、日本公演はまだ抽選制を実施中なので、少しでもセブンティーンに興味を持った人は、今すぐ応募することをおすすめしたい。セブンティーンの真価はコンサート現場で発揮されるからだ。

 

 

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